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名古屋 甲状腺 専門医のブログ 甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症の話をします
甲状腺ホルモンが多い状態を甲状腺中毒症といいます。
甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモン過剰に作られる病気で、甲状腺中毒症の中に入ります。
甲状腺ホルモンの飲みすぎや、破壊性甲状腺炎といって甲状腺に貯まっている甲状腺ホルモンがもれ出てくる場合は甲状腺機能亢進症ではなく、甲状腺中毒症といいます。
甲状腺機能亢進症の中には、
①甲状腺に対する免疫物質の刺激が原因であるバセドウ病
②甲状腺腫瘍がホルモンをつくってしまう中毒性結節(プランマー病など)
③甲状腺ホルモンを調節している甲状腺刺激ホルモンが多くなる病気
などがあります。