痛みや発熱などの症状がひどい人には、副腎皮質ホルモン薬を使います。非常によく効いて数日で症状がなくなり元気になります。ただ、よくなったからといって急にやめてしまうと症状がぶり返しますので、1-2ヶ月ほどかけてゆっくりと薬を減らして止めていきます。
症状の軽い人は痛み止めでも十分です。
バセドウ病に使う抗甲状腺薬は間違っても投与いたしません。
甲状腺ホルモンが多すぎて動悸がひどい人には、一時的に動悸止めの薬を使うこともあります。1-2ヶ月で甲状腺ホルモンの値も正常になります。ただ、破壊の強い人では、まれに低下症となることもあります。