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名古屋 甲状腺 専門医のブログ 放射線被爆と甲状腺癌
放射線被爆と甲状腺癌
旧ソ連(現在はウクライナ共和国)のチェルノブイリ原子力発電所事故により、大量の放射性ヨード131 の被曝により小児の甲状腺癌患者が明らかに増加した。
ヨードは甲状腺ホルモンの材料であるため、甲状腺に取り込まれやすい。食事や飲料水を介して体内に入った放射性ヨードはそのまま状態では甲状腺に取り込まれ、癌などを発生したと考えられています。
小児では(10歳未満)放射線に対する感受性が高いの癌の発生がおおいといわれています
名古屋 甲状腺 専門医のブログ 甲状腺の炎症
炎症性甲状腺疾患
甲状腺に炎症が起こって痛くなる病気に
①亜急性甲状腺炎
②橋本病の急性憎悪
③急性化膿性甲状腺炎
があります。
いずれも甲状腺に炎症が起こって、
痛くなって発熱が出ます。
名古屋 甲状腺 専門医のブログ バセドウ眼症
バセドウ眼症 (甲状腺眼症)
眼瞼手術は、左右で眼の大きさが不釣り合いな場合に行います。
あまりに厚ぼったい瞼では美容上、困る場合にも施行されます。
瞼の脂肪を削って、厚さを調整したり、
眼の瞼の開き具合を調整したりします。
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バセドウ眼症 (甲状腺眼症)
斜視手術は、正面を向いたときに物が2重にみえて困る時に行います。
左右で眼を動かす筋肉が不釣りありになると、2重にみえます。
この不釣り合いを手術で改善させます。
正面を見た時の異常を改善するとが目的で、
横や上・下向むいたときに2重にみえることまでは
改善することを目的としていません。
眼の奥の炎症が落ち着いていることが大切です。
名古屋 甲状腺 専門医のブログ バセドウ眼症
バセドウ眼症 (甲状腺眼症)
眼窩減圧術は、
眼の奥の骨を削り、奥を広くすることで、
文字通り、眼の圧力を逃がして下げる治療です。
暑くなった眼の筋肉で視神経の圧迫が強くて、
視力が低下してきているときは緊急で行うことがあります。
主には、ステロイドと放射線治療で効きが不十分な時に、
行うことが多いです。
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バセドウ眼症 (甲状腺眼症)
眼科で手術を行うこともあります。
手術は
①眼窩減圧術、②斜視手術、③眼瞼形成術
に分かれます。
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バセドウ眼症 (甲状腺眼症)
放射線治療は、治療費が高いことや
10日間連続して大きな病院に通院が必要なことから、
当院では、ステロイド治療で効果が不十分な方に、
追加してするようにしています。
眼が閉じない、物が2重にみえる、視力低下
がある患者さんでは、
①眼科受診して、眼の動きのチェック(HESSチャートといいます)
眼の奥のMR(眼窩MRといいます)等の検査うぃ行います。
②同時がそのあとに、ステロイド・パルス療法を施行します。
ある程度、ステロイド治療が効果的なら、継続して、
③3回ステロイド・パル療法が終わったら。
内服ステロイド治療に切り替えます。
眼科検査と眼科MR検査で効果を確認にしながら、
徐々に減らしていきます。
④この段階で、症状が悪化するようでしたら、
または、効果が不十分でしたら、
放射線治療を追加するようにしています。
施設によっては、ステロイド・治療と放射線治療を
同時に行っているところもあります。
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バセドウ眼症 (甲状腺眼症)
放射線治療は、
ステロイドで効果が悪い人に効果的なことがありますし、
ステロイド治療の効果を増強したりします。
副作用でステロイド治療ができない方は適応になります。
放射線治療はやった方がいいというデータと、
ストロイド治療だけで十分というデータがあります。
いろんなデータを合わせてみますと、
約60-70%の患者さんに効果があるとされています。
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バセドウ眼症 (甲状腺眼症)
放射線治療は早くは効きませんが、
体の外から眼球の後ろの部分に、
放射線を当てます。
これを球後照射といいます。
放射線をあてるとで眼の奥にある組織の炎症細胞を退治します。
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バセドウ眼症 (甲状腺眼症)
ステロイドは副腎皮質ホルモンと呼ばれます。
副作用もあるので、長期間に使うことはありません。
3か月ぐらいをめどに中止します。
投与法はいろいろとありますが、
おもにパルス療法をいう方法を使います。
かなりの大量のステロイドを3日間点滴し、次の4日間休みます。
この治療を3週間続けます。
1週間か2週間パルス治療して、効くか効かないかみて、
効果あるようなら継続します。
3回パルス療法施行したら、
量を減らしてステロイドを毎日内服します。
徐々に減らして3か月ぐらいかけて中止します。
効かない人は早々に中止して、別の治療法を考えます。