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名古屋 甲状腺 専門医のブログ バセドウ病のお薬
バセドウ病治療薬の副作用-肝障害
バセドウ病治療薬の副作用に肝障害がありますが、重症になると肝臓の働きがかなり低下してしまう肝不全になることがあります。
バセドウ病治療薬のメルカゾールとプロパジールのうち、重症の肝障害はプロパジールのほうが多いとされています。
バセドウ病では病気そのものでも肝障害が伴うことがあります。、薬の飲み始めたころに軽い肝障害がでてきても、甲状腺ホルモンが下がるとしばらくして自然と改善します。
治療し始めの軽い肝障害では薬の副作用なのか、バセドウ病の影響なのか迷うことがありますが、1-2ヶ月様子みることが多いです。